蒼の魚座端座記 2673年


01.02.(旧暦11.21) 「住吉大社」

あけました。今年もよしなに。

住吉大社に初詣に行ってきました。

02.11.(旧暦01.02) 「Démission」

春節翌日、教皇ベネディクト16世猊下辞意表明のニュース。2月28日を以て辞任されるとのことです。

03.13.(旧暦02.02) 「Habemus Papam Franciscum」

フランキスクス教皇猊下選出。ラテン語恰好いい。

05.19.(旧暦04.10) 「たゆまず」

日常用シェルを二十年ぶりくらゐにtcshからzshに変へました。.zshrcと.zshenvは貰ひものですが。

かつてcshからtcshに変へた時や、emacsを19に上げた時、手持ちのテクストファイルのコーディングシステムをutf-8に した時などと並び、今日は私の計算機人生における大きな転換点となるでせう。

ただシェルを変へたといふその事実だけではなく、新しいものを拒否しないといふ態度を取り続けることが、この世界 においてはとても大切なのだと思ってゐます。それはNAIST時代に学んだこと、身につけた習慣で、きっかけはemacsを常に 最新のものにすることから、だったのですけれどね。

頑なに守るべきものもあるかと思ひますが、うたたの此岸に流転せぬものはなく、守旧は年寄に任せるべきと思ふ、42 歳の初夏です。

まあ、こんな語りをしてしまふことが年寄の証拠かもしれない、とか。

07.13.(旧暦06.06) 「2013」

TeXLiveを2013に上げると、プレヴューア Mxdvi.app がうまく動かずに困りました。直截バイナリを動かしてみると、 本来psフォントが埋め込みになってゐて、プレヴューアではスクリーンフォントを使ふはずなのが、pkファイルを作るやう な動作をしてゐました。色々updmapとかしてみたのですが、動かない。結局、こちらを参考に、$HOME/.MacOSX/environment.plistに以下を 書き加へることで、うまく動くやうになりました。実際にはまづシェル上で環境変数を定義して試しました。ログアウトす るのが面倒だったので。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
  <dict>
    <key>TEXMFCNF</key>
    <string>/usr/local/texlive/2013/texmf-dist/web2c</string>
    <key>TEXMFMAIN</key>
    <string>/usr/local/texlive/2013/texmf-dist/web2c</string>
  </dict>
</plist>

確かにバイナリを直截動かしてゐる時にはこれらの変数は(null)でした。

また一つ、バッドノウハウ、やね。

07.14.(旧暦06.07) 「Il y a deux-cents vingt quatre ans.」

革命記念日。

07.26.(旧暦06.19) 「飛ぶがごとく」

7月が去っていってしまふ。一番澄んだ一番きららかな一番好きな月が、気の付いた時には殆ど終ってしまってゐる。

07.27.(旧暦06.20) 「更にバッドなノウハウ」

先に書いた環境変数の問題ですが、Mountain Lionからは $HOME/.MacOSX/environment.plist は 見なくなったやうで、結局 /etc/launchd.conf に書いて解決しました。

setenv TEXMFCNF /usr/local/texlive/2013/texmf-dist/web2c
setenv TEXMFMAIN /usr/local/texlive/2013/texmf-dist/web2c
10.03.(旧暦08.29) 「嘆ズ」

春のCL-lab 20周年記念会で持橋君に「もっと発信しないと」と言はれたこととか思ひ出すものの、怠惰に流れて秋を迎 へる身を嘆く。Twitterは手軽に嘘混りのこととか書けてよいのだけれど、長目の文とか全く書けなくなった。まづ頭にさ ういふ文が浮んでこなくなったものね。色々、思ひ出さなきゃ。

10.20.(旧暦09.16) 「星座」